ボーズ、片耳用の「Bose Bluetooth headset」を発売


Bose Bluetooth headset

 ボーズは、携帯電話などと組み合わせて通話に利用できる片耳用のBluetoothヘッドセット「Bose Bluetooth headset」を4月23日に発売する。同社オンラインストア限定販売で、価格は1万5960円。

 今回発売される「Bose Bluetooth headset」は、同社初という通話専用の片耳用Bluetoothヘッドセット。右耳専用の独自デザインを採用し、ワンタッチで操作できるユーザーインターフェースを備える。

 本体には同社の「TriPortテクノロジー」を採用したポート構造を採用。加えて、「Adaptive Audio Adjustmentテクノロジー」により周囲の騒音レベルに応じた音量に自動調整する。これにより、周囲の環境によって手動で音量を調整することなく、常に安定した音声品質を提供できるという。さらに、本体外装に内蔵されたマイクで声と騒音を識別し、周囲の騒音を低減して相手側へも自然な通話音声を提供するとしている。

 装着に関しては、独自のウィング型シリコン製イヤーチップ「StayHearチップ」を採用。S、M、Lの3種類がパッケージに同梱される。電源ボタンはスライド式で確実な操作が行えるほか、音量調整、通話ボタンは、操作時に耳へ圧力をかけない位置に搭載。内側には電池残量、接続状態を確認できるLEDが内蔵される。

 対応するBluetoothのバージョンは、Ver.2.1。対応プロファイルはHSP、HFP。通話専用というコンセプトから、A2DPはサポートされない。

 充電式のリチウムイオンポリマー電池を内蔵し、連続待受時間は約150時間、連続通話時間は約270分(4.5時間)。充電用USBケーブル、専用キャリングケースがパッケージに同梱される。大きさは46×32×19mmで、重さは約12g。

 




(太田 亮三)

2011/4/8 06:00