インプレスR&D、スマートフォン向けアプリ市場の調査報告書


 インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、スマートフォン向けモバイルアプリ市場の動向を調査した「世界のモバイルアプリ市場調査報告書2011[激化するApp Store、Android Marketのプラットフォーム競争]」を3月8日に発売する。価格はCD-ROM版(PDF形式)が6万900円、CD-ROM版と冊子版のセットが7万1400円となる。

 「世界のモバイルアプリ市場調査報告書2011」では、GClueの佐々木陽氏の監修のもと、スマートフォン向けもモバイルアプリ市場の動向をまとめた調査資料。この中で、アプリの採算性について「事業として収益をあげられている」と回答した企業および個人が昨年の1.9%から14.1%にまで増加した。

 また、App StoreやAndroid Marketといったアプリ配信市場についての回答では、App Storeを「良い」「非常に良い」と回答した開発者が37%(昨年25.3%)、同様にAndroid Marketを「良い」「非常に良い」と回答した開発者は29.4%(昨年4%)となった。

 このほか、アプリ内課金は、利用経験者が16.9%、知っているが利用したことのないユーザーが69.2%、アプリ内課金を知らないユーザーは13.9%となった。

 

(津田 啓夢)

2011/3/3 18:43