auの新CMに嵐が登場、60パターンの「What's Android au」
KDDIは、アイドルグループ嵐のメンバーを起用したAndroid auの新テレビCM「What's Android au」を27日より順次放送する。26日、都内で開催されたCM発表会には、嵐のメンバー全員が登場し、CM撮影時のエピソードなどが語られた。なお、嵐のメンバーについては、テレビや雑誌メディアには掲載許可が出ているが、今回もWebメディアは掲載が禁じられた。27日に正式オープンするキャンペーンサイト「android-au.jp」では、嵐のメンバーが画像で掲載されるほか、全60本のテレビCM動画もチェックできる。
今回のテレビCMは、嵐のメンバーがAndroid auのさまざまな機能を紹介していくというもの。Googleの音声検索や翻訳機能、地図、Skype au、jibeなど、特徴的な機能を嵐のメンバーが紹介する。こうしたCM構成のために、CMのパターンは60本と非常に多く、地方限定のご当地CMなども用意される。
黒いシャツに黒いスーツとシックな装いでCMに登場する嵐のメンバーが、風変わりなキーワードで音声検索したり、各メンバーが単独でCMに登場したりとバリエーションが楽しめる。なお、CMでは3つのギネス記録を申請している。挑戦するのは以下の通り。
・24時間以内に、地上波放送にて放送した同一商品のテレビCM最多バージョン数
・1つの有料放送局で、8時間以内に放送した同一商品のテレビCM最多バージョン数
・1つ30分番組内で放送した、同一商品のテレビCMの最多バージョン数
キャンペーンサイト「android-au.jp」では、60パターンのテレビCM全てが視聴できる。TwitterやFacebook、mixi、GREE、はてなブックマークに対応し、お気に入りのCMをユーザー同士で共有して楽しめる。また、携帯サイトでは、au×嵐のオリジナル待受Flashが50本が順次公開される予定。
Android auをアピール | CMは60パターン |
■嵐のメンバーがトークセッション
KDDIの渡辺氏 |
発表会に登壇したKDDIのマーケティング本部 宣伝部長の渡辺和幸氏は、「今、もっとも忙しいと言われる嵐を起用し、Android auの魅力や可能性を伝えたい。抜群の表現力と集中力で撮影に挑んだ嵐、一発OKのCMなどもある」などと話した。
また、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤のフルメンバーが揃った嵐は、ラジオなどで活躍するやまだひさしを司会進行に、トーセッションを行った。
Googleの音声機能を使って、テレビCM同様に「カツオのたたきの作り方」を松本潤がその場で検索した。さらに、「ビシソワーズの作り方」についても検索すると、相葉雅紀が「なんなの? そのビシソワーズって?」と疑問を投げる。するとすかさず、櫻井と二宮が「えっ!? そこから!」とツッコミ、メンバー同士の呼吸もぴったりといった様子だった。
このほか、リーダーの大野智は「トゲナシトゲトゲ 画像」を音声検索し、実存する風変わりな名前の昆虫を紹介。相葉は翻訳機能で愛を告白するとし、「二宮、愛してる」と言うと、翻訳機能が間違えることなく「Ninomiya I love you」と表示した。表示したテキストは音声読み上げ機能も用意されており、二宮は「僕は愛していない」と話し、「I do not love」と端末が文章を読み上げた。ふられた格好となった相葉だが、当人は「英語でふられるとキズは浅い」とあっけらかんと話した。
最後にユーザーへのアピールを求められたリーダー大野、「トゲナシトゲトゲを知ってもらえてうれしい」と話すと、他のメンバー全員から一斉につっこみが入り、「嵐もauもよろしく」と付け加えた。
なお、東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオでは、嵐が出演するauのテレビCMに連動した新機種体験イベントを開催する。テレビCMを観ながらauのスマートフォンのタッチ&トライができる。会場2階には、ポスター撮影時に使用した小道具が展示され、実際に座ったり、記念撮影も可能だ。
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2011/1/26 14:30