JEITA、11月の携帯・PHS出荷数は再び前年を上回る


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2010年11月の国内携帯電話・PHSの出荷実績を発表した。

 国内の移動電話の出荷数は、前年同月比101.2%の317万5000台。10月は4カ月ぶりに前年割れを記録したが、再びプラスに戻った。11月までの累計では前年比107.8%とプラスを維持しており、JEITAでは、今年度に入り下げ止まり感が出てきているとしている。

 携帯電話は11月、前年同月比99.1%の306万台となり、前年並みの結果となった。ワンセグ対応端末は前年同月比85.3%の219万5000台で、ワンセグ搭載率は71.7%となった。

 このほか、PHSは前年同月比230.9%の11万5000台で、4カ月連続の前年比プラスとなっている。

 



(津田 啓夢)

2011/1/11 15:08