ドコモの「電池パック安心サポート」、来年7月に改定


 NTTドコモは、会員サービス「ドコモプレミアクラブ」「ドコモビジネスプレミアクラブ」向けに提供している「電池パック安心サポート」について、2011年7月1日に、サービス内容を改定する。

 「電池パック安心サポート」は、ドコモプレミアクラブやドコモビジネスプレミアクラブのユーザーが、手持ちの携帯電話の利用期間の応じて、電池パックや外付けバッテリーを無料、あるいはポイント交換で入手できるというもの。たとえばプレミアステージのユーザーが手持ちの機種を2年以上利用していると、電池パックや「補助充電アダプタ01」を無料で入手できるようになっている。

 2011年7月1日からは、以下のように改定される。

上段がスマートフォン向け、下段が通常の携帯電話向け(ドコモ報道資料より抜粋)
FOMA補助充電アダプタ02

 改定後、通常の携帯電話の電池パックについては変更はないが、「FOMA補助充電アダプタ01」を入手するにはポイントが必要になる。新たな交換対象として、スマートフォンも充電できる「FOMA補助充電アダプタ02」が追加される。交換に必要なポイントは、ステージや端末利用期間によって異なる。

 また、スマートフォン向けの電池パックは、通常の携帯電話の電池パックより高額であり、公平性の観点から、現在は無料で入手できるものの、改定後はポイントと交換することになる。たとえば通常の携帯電話の電池パックは1470円程度だが、Xperia用電池パックは3570円、BlackBerry用電池パックは4500円となっているとのこと。ただし、dynapocket T-01B、LYNX SH-10B、LYNX 3D SH-03C、F1100、HT-01A、HT-02A、HT-03A、T-01Aなどは通常の携帯電話と同じ条件で電池パックが提供される。

 タブレット型の「GALAXY Tab」は電池内蔵のため、このサービスでの電池パック提供は行われない。スマートフォン向けの電池パック提供条件が適用されるのは、BlackBerry Bold、BlackBerry Bold 9700、BlackBerry Curve 9300、Xperia、GALAXY S、REGZA Phone T-01C、SC-01B、HT1100、M1000となる。ドコモによれば、今後登場する機種の電池パックがどちらの条件になるかは、その都度案内するとのこと。

 「電池パック安心サポート」の利用件数は、累計で約2300万件。2009年度だけで約700万件(累計)で、そのうち電池パックが6割、補助充電アダプタ01が4割を占める。

 



(関口 聖)

2010/12/21 17:17