ドコモ、「L-03A」のソフト更新を再開


 NTTドコモは、一時中断していた、LGエレクトロニクス製FOMA端末「L-03A」向けのソフトウェア更新サービスについて、準備が整ったとして15日より再開した。

 2009年3月に発売された「L-03A」では、特定の環境下で音声通話が途切れることがあるという不具合が確認され、今年3月16日、ソフトウェア更新サービスの提供がスタートした。しかし、一部ユーザーから更新に失敗すると問い合わせがあり、3月18日には更新サービスの提供を一時中断していた。

 3月16日~18日までに更新を適用し、正常に終了していた場合は、あらためて更新する必要はない。未更新で不具合が発生していなかったユーザーは、そのまま適用することになるが、ドコモから個別に案内があったユーザーは、更新に失敗することがあるとして、ドコモでは近隣の故障受付まで来店するよう呼びかけている。

 個別案内の対象となるユーザーは、2009年5月15日~2010年3月23日までにドコモの故障窓口で修理した人や、「ケータイ補償お届けサービス」を利用した人。同期間中に修理した人の「L-03A」でアップデートを行うと失敗する可能性があるため、今回、来店を呼びかけることになった。なお、現在、店頭にある在庫についてはアップデート失敗の可能性はないが、ユーザーへ案内した上で販売するとのこと。

 



(関口 聖)

2010/4/15 13:36