EZナビウォーク、高速バス路線検索などサービス拡充


 KDDI、沖縄セルラーは、ナビタイムジャパンと協業している歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」をサービス拡充したと発表した。

 EZナビウォークは、au携帯電話のGPS機能を利用した歩行者ナビゲーションサービス。今回の拡充策では、「高速バスデータ」の路線情報が大幅に追加されている。これは、トータルナビ機能での検索や、無料の乗換案内検索などにおいて、高速バスを使うルートを案内するためのデータとなる。

 従来の西日本JRバスの61路線に加えて、新たにJRバスグループ8社の121路線のデータが追加された。特に、東京・名古屋・仙台を発着する路線や四国地方の発着路線が充実し、合計すると182路線が検索対象になった。

 また、徒歩ルートを設定する際に、エレベーターやエスカレーターを使った乗換経路を優先的に表示する「エレベーター/エスカレーター優先ルート」もサービスが開始された。車いすやベビーカーなどを利用するユーザーを想定したもので、エレベーターやエスカレーターのある駅を通るルートが優先的に表示される。電車の乗換が発生する際は、乗換駅でのフロア移動手段なども確認できる。

 EZナビウォークの利用料は、月額コース(月額210円/315円)のほか、24時間95円のコースも用意されている。ルート検索や乗換検索などは無料で利用できる。

 このほか、EZナビウォークやパソコン向けサイト「PC版ナビウォーク」では、EZナビウォークやナビサービス「NAVITIME」で検索されたスポット情報を集計し、「2009検索スポットランキング特集」として公開された。2009年にもっとも公開された場所は「東京タワー」で、以下「東京ディズニーランド」、「東京ドーム」が続いた。

 

(津田 啓夢)

2009/12/16 17:43