UQ WiMAXが高速SA/PAをエリア化、関東4カ所からスタート


 UQコミュニケーションズは、東日本高速道路(NEXCO東日本)の管理・運営する高速道路上のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)のうち4カ所で、モバイルWiMAX方式のデータ通信サービス「UQ WiMAX」のエリア整備を行い、サービス提供を開始した。

 今回、UQ WiMAXが利用できるようになったのは、京葉道路の幕張PA(上下)、東北自動車道の羽生PA(下)、関越自動車道の三芳PA(上)内にある飲食・休憩設備「Pasar(パサール)」となる。エリア整備にあわせ、三芳PA(下)と羽生PA(上)でもWiMAXが利用できるようになった。UQでは今後、その他の高速道路のSA/PAでもエリア整備を行っていく。

 一方、UQ WiMAXの設備が導入されたNEXCO東日本では、2010年2月ごろを目処に、新サービス「DSでどらぷら」を提供する。これは、任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」向け通信サービス「ニンテンドーゾーン」が利用できるというもので、高速道路会社では初めての取り組み。ニンテンドーDS向けの体験版ゲームのダウンロード、Wi-Fi接続サービスなどが利用できる。オリジナルコンテンツとして、各Pasarの施設情報や道路交通情報なども用意される。

 

(関口 聖)

2009/12/14 16:41