アップル、ノキアを逆提訴


 米アップルは11日、「携帯電話メーカーのノキアが特許を侵害している」として提訴した。10月にはノキアがアップルを特許侵害で提訴しており、両社が互いに特許侵害を主張しあう状況となった。

 訴えられたノキアは10月、「ノキアが保有する携帯電話(GSM、UMTS)、無線LAN関連の特許を侵害した」と、アップルを提訴している。今回アップルでは、発表文に「逆提訴(応訴、countersue)」という言葉を用いて、ノキアからの訴えに対する取り組みであることを示した上で、「ノキアはアップルが保有する13の特許を侵害した」としている。

 アップル上級副社長のBruce Sewell氏は「それぞれの企業は、我々の技術を盗むのではなく、自社技術を開発して競争しなければならない」とコメントしている。

 



(関口 聖)

2009/12/14 13:30