ワイヤレス充電規格「Qi」、業界団体にRIMやロームが加盟


 無接点充電技術「Qi」の普及を目指す業界団体、ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium、WPC)は、「BlackBerry」を提供するカナダのResearch In Motion(RIM)など7社が新たに加盟したと発表した。

 WPCは、携帯電話や音楽プレーヤーなど充電が必要な電子機器において、ワイヤレスで充電できる技術「Qi(チー、気)」の導入を促進すべく2008年12月に設立された団体。これまでに三洋電機やオリンパス、Duracell、テキサス・インスツルメンツ、ノキアなどが参画している。

 今回、RIMのほか、Energizer(懐中電灯メーカー)、case-mate(電子機器向けアクセサリーメーカー)、Continental Automotive(自動車サプライヤー)、Hanrim Postech(韓国のバッテリーメーカー)、Logah Technology(台湾OEM/ODMメーカー)、ローム(日本の半導体メーカー)が参加することになった。

 



(関口 聖)

2009/12/3 13:37