ドコモ、大阪ミナミで「3D動画広告」


 NTTドコモ関西支社は、12月1日~6日、大阪・道頓堀戎橋に来春開業する商業施設「Luz Shinsaibashi(ラズ心斎橋、旧KPOキリンプラザ大阪跡地)」の壁面に、大型3D演出動画広告を掲出する。クリスマスをイメージした動画などを流すという。

 今回の「大型3D演出動画広告」は、ビル壁面をスクリーンにして、近隣のビルから映像を投影し、歩行者からは立体的に見える映像を提供する動画広告。欧米では導入事例があるという技術「3D VIDEO MAPPING」の国内初事例とのことで、見る人の位置と壁面の位置を計測し、目の錯覚を利用して、立体的に見せるよう映像が制作されている。

 広告が掲出されるラズ心斎橋の壁面は、道頓堀に面した、グリコのネオン看板のはす向かいに位置する。最も立体的に見えるのは、戎橋中央よりやや難波駅方面に寄ったあたりになる。

 時間帯は17時~23時。ビルの中にクリスマスツリーが現われたように見えるものや、ドコモの携帯電話新機種を立体風映像でアピールするものなどが放映される。

 

(関口 聖)

2009/12/2 13:10