ドコモの料金システム、障害から復旧


 NTTドコモは、12月1日に発生していた料金システムの障害について、12月2日午前3時ごろに復旧したことを明らかにした。

 同社によれば、一定額に到達すると通知を受けたり、それ以上利用できないようにしているユーザーに対し、通知や利用制限が正常に動作しなかった。具体的には、リミットプラス、タイプリミット、タイプリミットバリュー、ファミリーワイドリミット、ファミリーワイドリミットバリュー、iモード情報料リミット、iモード公式有料サイト、WORLD WING(国際ローミングサービス)、一定額通知サービス、ご利用料金管理サービスのユーザーにおいて、上限金額に達しても発信停止やiモードコンテンツ有料課金追加制限が行われなかった。このほか、iモードサイトやiアプリ、パソコン向けサイト(My docomo)などの料金案内サービスやご利用料金管理サービスの情報更新が遅れた。

 原因は調査中。現時点では事象が発生した時間帯も不明。影響があったユーザー数についても調査中で、追加料金が発生した可能性があるユーザーへの対応策は「ユーザーの不都合にならないようにするのが大前提だが、現時点ではまだ具体策は決まっていない」(ドコモ広報)としている。

 



(関口 聖)

2009/12/2 11:31