NTTデータ、電気自動車充電設備に通信モジュールなど搭載
NTTデータは、電気自動車の充電インフラサービスを検証するにあたり、通信機能などを備えた充電設備を用いてサービスの検証を行う。期間は2010年1月~2月。
同社は経済産業省が推進する電気自動車の環境整備検証事業において、通信機能や非接触ICカードリーダーライター機能を搭載した充電設備を利用することで、利用者認証機能や企業間精算機能の検証を行う。また、各自治体が管理する充電設備を共通プラットフォームとして管理し、ICカードを共通化。利用者認証や充電量などの情報を元にしたサービスの検証も行う。
なお、通信機能付きの充電設備は豊田自動織機と日東工業が共同開発したもので、携帯電話のネットワークを利用した通信機能と、FeliCaを利用した非接触ICカードシステムを搭載する。今回の実証事業で使用される設備にはKDDIの通信モジュールが搭載されており、コンビニのローソンとスリーエフの一部店舗に充電スタンドとして設置される見込み。
通信機能付充電スタンド |
2009/11/16 17:00