ドコモ、自動車メーカー純正ナビ向けに目的地情報送信サービス


 NTTドコモは、携帯電話のアプリからトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業のカーナビゲーションシステムへ目的地情報を送信できるサービスを11月20日より提供する。

 今回提供されるサービスは、2009年冬春モデルのうち12機種に搭載されるiアプリ「地図アプリ」で検索した目的地情報を、各社のカーナビへ送信できるというもの。手順としては、アプリ上で検索した施設名、住所をカーナビ向けテレマティクスセンターへ送信し、車に乗るときにカーナビで取り組むという形になる。「トヨタ G-BOOK」「レクサス G-Link」「日産 カーウイングス」「インターナビ・プレミアムクラブ」が対応サービスとなる。

 利用料は無料。SH-02BやSH-04B、既存機種については、12月中旬より提供される予定の「地図アプリ」新バージョンをダウンロードすれば利用できるようになる。「地図アプリ」は一部機能が有料(初回登録後30日無料)だが、本機能は無料で利用できる。ただし、カーナビ機能でも利用できる「地点登録機能」は有料となっている。ドコモでは、今後登場する機種でも利用できるよう拡大を図る。

 



(関口 聖)

2009/11/12 18:52