甘くとろけるチョコレート、「Q-pot.」コラボモデル「SH-04B」


SH-04B Melty Bitter

 「SH-04B」は、甘くとろけるチョコレートのようなコミュニケーションをコンセプトに、アクセサリーブランド「Q-pot.」とコラボーレーションしたFOMA端末。1万3000台の数量限定モデルで、STYLEシリーズのモデルとなる。発売は2009年12月の予定。

 アクセサリーブランドQ-pot.とコラボレーションしており、ボディおよびメニューなどのコンテンツのデザインをQ-pot.のデザイナー、ワカマツ タダアキ氏が担当している。

 ベースモデルは夏モデルの「SH-05A」で、各種機能や防水などの仕様は共通。ただし、ボディデザインはベースから大幅に変更され、ディスプレイ側の背面パネルは立体形状で溶けかけた板チョコレートのような特徴のあるデザインとなっている。バッテリー側の背面はチョコレートの包み紙をイメージしており、銀紙風のマットな地にQ-pot.のロゴがテクスチャとしてプリントされた独特な質感となっている。

 キー面もオリジナルデザインで、数字などのデザインが特殊なほか、決定キーにQ-pot.の「Q」が描かれていたり、左下にさりげなく蟻のイラストも描かれていたりする。

 内蔵コンテンツとしても、Q-pot.の世界観に基づいてデザインされた待受画面やデコメ絵文字、ピクトアイコン、メロディ、写真用フレームなどがプリセットされている。

 箱も独自デザインとなっているほか、ホイップクリームのフィギュアが付いたチョコレート風の皮ストラップが同梱される。

 機能や仕様はベースモデルのSH-05Aとほぼ同等。ディスプレイは3.0インチのフルワイドVGA(480×854ドット)で、サブディスプレイは0.8インチ(39×96ドット)の有機EL。

 カメラは約800万画素のCCDを採用する。画像処理エンジン「ProPix」を搭載し暗所での撮影も強化されている。顔検出機能や動く被写体をピントが追従する「チェイスフォーカス」、「笑顔フォーカスシャッター」「振り向きシャッター」といった機能も搭載する。約43万画素のインカメラも搭載する。最大16GBのmicroSDHCカードに対応する。

 このほか、GPS対応だが、新サービスのオートGPSには非対応。iコンシェルなどが利用可能で、通信方式はHSDPA7.2Mbpsをサポートする。防水はIPX5/7相当。

 大きさは約109×50×16.3mmで、重さは約131g。連続待受時間は570時間、連続通話時間は220分。ボディカラーはMelty Strawberry、Melty Bitterの2種類。

 発表会ではデザインを担当したワカマツ タダアキ氏も登壇し、モチーフにチョコレートを選んだ理由として「世界中の人に愛されているから」と説明。さらに「このケータイを使う人、見た人が笑顔になってハッピーな気持ちになり毎日を過ごし、そこから新しいコミュニケーションが生まれるきっかけになれば嬉しいと思う。みなさまもおいしいコミュニケーションをご賞味ください」と語った。

Melty Strawberry


 

(白根 雅彦/津田 啓夢)

2009/11/10 13:58