ドコモ、「使いやすさ」に配慮した機能拡張

　NTTドコモでは、2009年秋冬春モデルより、取扱説明書を刷新する。読みやすさに配慮した説明書となる予定で、文字フォントを大きく、全ページカラー表示となる。

　また、端末内にはキーワード入力や機能一覧からの検索で利用方法を紹介する「使いかたガイド」がアプリセットされる。

　今後、機能名称も統一され、一部機能のWeb掲載なども予定されている。

■Music & Videoチャネル

　動画サービス「Music & Video」の仕様が変更され、動画をメモリカードに保存できるようになる。これまでは端末内の専用フォルダに記録されていた。

　さらに、機種変更した際にも設定を引き継ぐため、従来のように「Music & Videoチャネル」→「番組設定」と遷移して設定する必要がなくなる。

　対応端末は、N-01B/N-02B/N-03B、P-01B/P-02B/P-03B、F-01B/F-02B/F-03B/F-04B、SH-01B/SH-02B/SH-03B/SH-04B/SH-05B、L-01B/L-02B/L-03B。

■メール

　メール機能も刷新され、新たに「誤操作回復機能」が用意される。メール作成中に誤ってオンフックを押下した場合も、作成途中のメールが消えてしまうのではなく、未送信メールとして自動的に保存される。

　対応端末は、N-01B/N-02B、P-01B/P-02B/P-03B、F-01B/F-02B/F-03B/F-04B、SH-01B/SH-02B/SH-03B/SH-05B。

　さらに、迷惑メール対策として設定が簡略化される。受信メールの詳細画面から、送信元（from）とCC、本文中記載のアドレスを指定して、メール指定受信/拒否設定のアドレスに追加できる。従来はiMenuから設定する必要があった。

　対応端末は、N-01B/N-02B、P-01B/P-02B/P-03B、F-01B/F-02B/F-03B。SH-01B/SH-02B/SH-03B。

■2in1

　1台の携帯電話で2つのメールアドレスと電話番号が使えるサービス「2in1」の設定方法などもリニューアルする。

　「2in1」の設定方法が簡略化され、電話帳の2in1設定を変更する場合、番号登録時に選択できるようになるほか、電話帳の詳細メニューから2in1の設定変更が可能になる。従来は2in1の設定メニューから変更する必要があった。

　また、2in1モード別の待受画像の設定方法も、通常の待受画面と同様にデータBOXから設定できるようになる。

　対応端末は、N-01B/N-02B/N-03B、P-01B/P-02B/P-03B、F-01B/F-02B/F-03B/F-04B、SH-01B/SH-02B/SH-03B/SH-04B/SH-05B。