10月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが3カ月連続純増トップ
電気通信事業者協会(TCA)は、2009年10月末時点の携帯電話・PHSの契約数を公表した。携帯電話の純増数は、ソフトバンクモバイルが9万7500件(うちダブルナンバー契約は6300件純増)、イー・モバイルが8万件、NTTドコモが5万5100件(うち2in1契約は2300件純減)、KDDIが2万7500件となった。
10月の契約純増数は、ソフトバンクが東京、東海、関西地域で契約を伸ばして3カ月連続のトップとなった。なお、携帯向けネット接続サービスの契約数は、Yahoo!ケータイが5万3500件純増する一方、ほか各社は、EMnetが400件、EZwebが6500件、iモードが9000件とぞれぞれ純減している。
MNP件数は、ソフトバンクが3万件のプラス、イー・モバイルが差し引き0件で、KDDIが6700件、ドコモが2万3300件とそれぞれマイナスを記録。
第3世代方式の純増数は、NTTドコモが22万9600件、ソフトバンクが19万5900件、イー・モバイルが8万件、auが3万1500件。プリペイド端末については、イー・モバイルが2100件の純増となる一方、各社がそれぞれ純減。ドコモが100件、auが4600件、ソフトバンクが1万5800件の純減を記録している。
通信モジュールの純増数は、ソフトバンクが3万4900件、ドコモが9800件、auが7500件となった。なお、ソフトバンクの純増数には通信対応デジタルフォトフレーム「PhotoVision HW001」の契約数が含まれている。
PHSのウィルコムは4万6600件の純減。ウィルコム沖縄を含めた全国各地で純減しており、3カ月連続で4万台の大幅な純減を記録している。累計契約数は438万8300件。なお、ウィルコムがMVNOとなってドコモ網で3Gサービスを展開している「WILLCOM CORE 3G」については6200件の純増となるが、TCAの集計ではドコモの契約数にカウントされる。
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 55,100 | 55,241,600 |
KDDI | 27,500 | 31,260,200 |
ソフトバンク | 97,500 | 21,414,400 |
イー・モバイル | 80,000 | 1,977,700 |
総計 | 260,100 | 109,893,900 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 229,600 | 51,487,900 |
au | 31,500 | 30,980,500 |
ソフトバンク | 195,900 | 20,433,600 |
イー・モバイル | 80,000 | 1,977,700 |
総計 | 537,000 | 104,879,700 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
iモード | -9,000 | 48,660,700 |
EZweb | -6,500 | 26,503,200 |
Yahoo!ケータイ | 53,500 | 16,823,900 |
EMnet | -400 | 57,600 |
総計 | 37,700 | 92,045,400 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
ウィルコム | -46,600 | 4,388,300 |
総計 | -46,600 | 4,388,300 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
UQコミュニケーションズ | 21,700 | 21,700 |
2009/11/9 15:50