日本通信のデータ通信「Doccica」、チャージ機能を強化


 日本通信は、データ通信サービス「Doccica(ドッチーカ)」で、料金を追加する新たな機能「ダイレクトチャージ機能」を追加する。21日から、ユーティリティソフト「bアクセス」のダイレクトチャージ対応版の提供を開始した。

 「Doccica」は、NTTドコモのFOMAネットワークを利用するデータ通信サービス。利用時間に応じた料金をあらかじめ支払う“チャージ式”と呼ばれるプリペイド方式となる。これまでは、チャージするたびにクレジットカード番号を入力する必要があったが、今回のダイレクトチャージ機能では、一度クレジットカード番号を登録すれば、次回以降はパスワードだけでチャージできるようになる。

 ダイレクトチャージ機能を利用する際は、インターネットを経由せず、3G網を使った専用線で手続きを行い、端末とデータセンターの情報を組み合わせなければ元にもどせないという暗号化方式を採用する。

 このほか同社では、「Doccica」について、10月22日発売のマイクロソフトの新OS「Windows 7」に対応する。21日から提供される「bアクセス」は、Windows 7に対応しており、Windows 7搭載パソコンを利用するユーザーは、すぐDoccicaが利用できるという。

 



(関口 聖)

2009/10/21 17:41