シャープ、LG、サムスン、RIMが新ウィジェット採用へ


 ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)は、LG Electronics、Research In Motion(RIM)、サムスン電子、シャープから、JILの提供するウィジェットを採用した携帯電話が2010年に発売されると発表した。

 発表では、LG、RIM、サムスン、シャープからそれぞれ、JILの提供するウィジェット・プラットフォームに対応した端末が発売され、ユーザーはさまざまなウィジェットを選ぶことができるようになるとしている。開発者はチャイナモバイル、ソフトバンクモバイル、ベライゾン・ワイヤレス、ボーダフォングループのユーザーに向けてウィジェットなどのアプリケーションを提供できる。

 JILは携帯電話のプラットフォームや新しい技術を開発するために設立された国際的なジョイントベンチャー。ソフトバンク、チャイナモバイル、ボーダフォングループにより2008年4月に設立され、2009年4月にはベライゾン・ワイヤレスが参画している。従来よりウィジェット機能は2009年後半にも開発が完了すると案内されており、今回は具体的に対応する端末メーカーが明らかになった格好。

 



(太田 亮三)

2009/10/21 16:16