9日も台風18号の影響、徐々に復旧


 日本列島に上陸した台風18号の影響を受け、一部で障害が発生した携帯電話・PHSサービスについて、9日も影響が続いている。一方、台風の通過に伴い、影響を受けたエリアでも徐々に復旧しつつある。

 NTTドコモでは、9日午前9時の情報として、沖縄県島尻郡南大東村の一部などで引き続き携帯電話が利用できない状況にあると案内している。また、北海道幌泉郡の一部地域でも利用できない。ただし、京都府相楽郡や神奈川県藤沢市、東京都江東区、茨城県東東茨城郡、秋田県北秋田市の一部地域など障害が発生したエリアでも既に復旧しているところは多く、徐々に回復しつつある。

 KDDIでは、9日11時時点の情報として、auのサービスが愛知県岡崎市岩津町や板田町周辺、高知県宿毛市沖の島町弘瀬周辺などで繋がりにくいとしているが、北海道幌泉郡えりも町周辺や愛知県田原市浦町周辺、豊田市若林東町周辺、三重県、和歌山県、沖縄県などの障害からは復旧している。

 ソフトバンクモバイルでは9日13時時点で、静岡県浜松市、愛知県豊田市や田原市、三重県度会町、北海道厚岸町、えりも町の一部利用しづらい状況であるとしている。

 イー・モバイルは、現在発生している障害はないとしており、台風18号の影響で一時繋がらなかった愛知県の一部でもサービスが利用できるようになっている。

 ウィルコムでは、8日時点で影響があった愛知県と三重県の一部地域の障害は回復したものの、新たに北海道日高郡新ひだか町と浦河郡浦河町の一部で繋がりにくいエリアがあるとしている。

 



(関口 聖)

2009/10/9 12:02