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ドコモから「Xperia Ace II」、手軽さを重視したエントリーモデル

 NTTドコモは、4G対応のAndroidスマートフォン「Xperia Ace II」(エクスペリアエースマークツー)を5月28日に発売する。ドコモオンラインショップでの価格は2万2000円。

 Xperia Ace IIは、Xperiaシリーズのボトムエンドを担う最新機種。前モデルのXperia Aceに続いて2機種目となる。ナンバリングで示される「Xperia 1/5」は、映像や音楽などの視聴体験を追求していることに対して、必要十分な性能を安価な価格で求めるシニア世代などエントリーユーザーに向けたモデルという位置づけ。

手軽さを重視したエントリーモデル

 全長140mmのコンパクトなボディに狭額縁デザインで5.5インチディスプレイを搭載した。本体の大きさは前モデルのXperia Aceに近いが、ディスプレイは5.0インチから5.5インチへと大型化している。搭載するOSはAndroid 11、おサイフケータイにも対応する。

Xperial Ace IIとXperial Aceの比較

 インカメラはナンバリングモデルとは異なり、ノッチを採用している。Xperia 1/5は視聴体験を重視しており、コンテンツを邪魔しない目的でこれまでノッチやパンチホールの採用は見送られてきた。

 一方でXperia Ace IIではコンパクトさを重視してのノッチ型インカメラ搭載に至ったという。

 エントリーモデルではあるものの、4500mAhのバッテリーを搭載。上位モデルと同様に長寿命化技術を備えており、3年使っても80%程度のバッテリー寿命を残すという。前面はCorning製のGorilla Glass 6を採用。またIP68相当の防水防塵性能も備えている。

 本体上部には3.5mmヘッドホンジャックを搭載。USB経由でイヤホンを接続するモデルと異なり、充電しながらでもイヤホンで音楽を聴ける。

本体上部にイヤホンジャック搭載

 シニア世代でも使いやすい「かんたんホーム」を搭載する。このほか、ホーム画面は「Live UX」、「Xperiaホーム」の3種類がプリセットされており、幅広いユーザー層が利用できる。

 本体側面の下部にあるボタンでGoogleアシスタントなどの音声アシスタントを呼び出せる。同ボタンに割り当てする機能は変更できない。

全3種類のホーム画面がプリセット
本体側面(下部)に音声アシスタントの起動ボタン

 カメラは13MPのメインレンズに加えて深度センサーという構成。ボケを効かせたポートレート撮影が可能で、プレミアムおまかせオートモードを搭載しており、料理や人物もきれいに撮影できるという。

リアカメラはメインレンズ+深度センサー
プレミアムおまかせオートで「マクロ」モード

主なスペック

 チップセットはメディアテック製の「Helio P35」。4GBのメモリーと64GBのストレージを搭載する。microSDカードに対応、ディスプレイサイズは5.5インチで解像度は720×1496(HD+)。

 メインカメラは13MPのメインレンズと深度センサー。インカメラは8MPのシングルレンズとなる。

 4500mAhのバッテリーを搭載。3.5mmヘッドホンジャックを備える。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルーの3色。本体の大きさは140×69×8.9mmで重さは約159g。IP68相当の防水防塵性能を備える。

 初めてスマートフォンを使う方向けのガイドとして「かんたん使いこなしガイド」を同梱する。

基本的な使い方を説明する「かんたん使いこなしガイド」
Xperial Ace II SO-41B カラーバリエーション