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ドコモ、M2Mサービス専用「020番号」を10月2日から提供

 NTTドコモは10月2日より、「020」で始まる電話番号帯の使用を開始する。

 020番号は、2017年1月の法改正にて、M2M(Machine to Machine)サービス専用として割り当てられた電話番号帯。原則としてデータ通信専用となっており、通話サービスは提供されない。キャリア3社に割り当てられ、10月より順次提供を開始する予定とされている。

 NTTドコモでは、M2Mサービス用の料金プランで新規契約する場合に、020番号が提供される。対象の料金プランはIoTプラン、IoTプランHS、LTEユビキタスプランS/M(高速オプション含む)、LTEユビキタスフラット、FOMAユビキタスプランS/M、位置情報専用プラン、トランシーバプラン、かんたん位置情報サービスプラン、お便りフォトプランフラット。このうち、「お便りフォトプランフラット」以外は法人が提供対象となるプラン。

 090/080/070番号で上記のプランを利用している場合、そのまま利用できる。

 なお、020番号は緊急電話の維持などに使われる「ユニバーサルサービス料」の負担金徴収の対象外。

 一方、090/080/070番号は上記のM2Mプランであっても、ユニバーサルサービス料の対象となる。ちなみに、2017年下期(7月~12月)のユニバーサルサービス料は1回線当たり毎月3円となっている。