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「格安SIM」に関するアンケート、「メイン利用」は8.5%、シェアは楽天モバイルがトップに
2017年9月22日 12:33
MMDLaboは、2017年9月版「格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表した。調査は15歳~69歳の男女を対象に、インターネットを用いたアンケート方式で実施された。調査期間は9月1日~9月7日で、有効回答数は4万2784件。
MVNOの「メイン利用」は8.5%に増加
今回の調査では、「メインで利用している通信サービス」を尋ねる質問で、docomoが32.3%、auが28.9%、SoftBankが23.2%、Y!mobileが3.9%、MVNOが8.5%となった。MVNOをメインで利用しているユーザーは、昨年10月に5.8%、本年3月の7.4%から継続的に増加している。
「格安SIM」の認知率は89.1%、現在利用は14.3%
「格安SIM」の認知から利用状況に関する調査では、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が29.9%で最多となり、以下「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」23.4%、「現在も利用している」が14.3%と続く。
「格安SIM」の認知に関する内容を、「認知」「サービス名認知」「内容理解」「利用検討」「利用経験」「現在利用」の6段階に分類すると、「認知」が89.1%、「サービス名認知」が59.2%、「内容理解」が47.5%、「利用検討」が24.1%、「利用経験」が15.9%、「現在利用」が14.3%となった。
音声+データは楽天モバイル、データ専用はOCN モバイル ONEがトップに
「メインで利用している格安SIMサービス」では、「楽天モバイル」が20.5%で最多に、次いで「mineo」が12.2%、「OCN モバイル ONE」が10.0%、「IIJmio」8.4%、「UQ mobile」が6.6%となった。
「格安SIM」サービスの契約プランについては、音声+データ通信対応プランが62.3%、データ専用プランが37.7%となり、音声通話対応プランが過半数を超えている。
「メインで利用している格安SIMサービス」を契約プラン別に集計すると、音声+データ通信対応プランでは、「楽天モバイル」が25.6%でトップに、次いで「mineo」13.6%、「UQ mobile」が8.2%と続いた。
また、データ専用プランでは「OCN モバイル ONE」が14.2%でトップに、次いで「楽天モバイル」12.0%、「mineo」が9.7%となった。