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「Googleアプリ」好みの話題をフォロー、関心度を表示に反映する新機能

押さえておきたい世の中の話題も表示

 グーグルは、iOS/Androidの「Googleアプリ」にユーザーの関心度に応じて話題を表示する新機能を追加した。新機能は各ユーザーへ順次、提供される。

 Googleアプリは、検索エンジンよりもユーザー自身の興味に近い情報を、カード形式で表示する。カードは話題の情報をまとめた「フィード」と、予定やホテル予約などのユーザーの身の回りの情報を「近日中」という2種類に分類して表示する。今回は「フィード」に新機能が追加された。

 これまでのフィード機能では、ユーザーの過去の検索結果などに基づいて、トップニュース、応援しているスポーツチームの試合結果、動画や新曲といった情報を表示していた。

 今回、新しく興味を持った話題をグーグルに知らせる仕組みも導入された。Googleで映画やスポーツ、音楽バンドや有名人などを検索した際に、「フォローする」というボタンが表示される。ボタンを押すと、そのテーマの新着情報がフィードに登場するようになる。

 また、表示する話題には、ユーザーの関心度が反映されるようになった。例えば、アマチュア写真家で、フィットネスにも若干興味があるというユーザーの場合、写真に関する話題が多く表示され、ときどきフィットネスの話題を表示するという。

 興味のない話題が表示された場合は、そのカードを非表示にするなどして示すことで、表示精度が改善されてゆく。

 さらに、「周辺や世界で話題になっていること」として、ユーザーの興味に直接には関連しないが、最新の話題や時事情報などもフィードに表示されるようになる。このほか、ニュースなどのカードでは、多角的な視点から把握できるよう、複数の提供元からの情報を並べて表示される。