ワールドカップ出場決定！　auの“鬼ちゃん”菅田将暉も応援したパブリックビューイングに行ってきた

パブリックビューイング会場となったニコファーレで菅田将暉、山里亮太、バンビーノとともに応援した

　周囲を囲むディスプレイでauのCMキャラクターである菅田将暉とともにサッカー日本代表の試合を楽しむ、そんなパブリックビューイングイベントが31日、東京・六本木にある「ニコファーレ」で開催された。

　「注目の選手は井手口陽介選手」と菅田が語ると、その後、井手口選手が劇的なゴールを決めてオーストラリアを突き放すなど、奇跡的な展開。auユーザーを招待して実施されたイベントには、約5000件の応募から選ばれた50組100名が来場し、ワールドカップ出場を賭けた一戦を、スタジアムとはまた違う新たな感覚で楽しんだ。

来場者にはTシャツ、マフラータオル、メガホン、菅田将暉のCDがプレゼントされた

足元は人工芝

コメント力の高いバンビーノ石山

　試合開始直前、パブリックビューイング会場に現われたのは、芸人の山里亮太（南海キャンディーズ）、お笑いコンビ「バンビーノ」の2人（石山大輔、藤田裕樹）の3人。

左から山里、藤田、石山

それぞれの夢は？　という質問に山里は「予選突破と三太郎CM出演」と回答。対する藤田は観客を笑顔にするとコメントすれば、山里が「真面目か！」とツッコミ。しかしバンビーノの2人は即座に「“予選突破”のほうが真面目や！」とツッコミを返す

持ちネタの「ダンソン」は、テレビで見せないショートバージョンを披露。ニーブラ！　の決めゼリフと顔で試合直前の会場を温める

　ブラジルへのサッカー留学経験者というバンビーノの石山は「対するオーストラリアで注目の選手ケーヒル、本選でも得点を獲られた。そいつだけは気をつけないと」とコメント。終盤に登場したケーヒル選手は、スタミナが落ちてきた日本選手を翻弄し、鋭い動きを見せており、観客にとっても観戦の良い助けになった様子。

いよいよ試合開始。映像はテレビ放送のもの

石山が的確なコメントでわかりやすく解説

　守り切るたびに拍手が起こり、ゴールに迫れば歓声とため息が会場を満たす。それを繰り返して迎えた前半41分、浅野琢磨選手（独VfBシュトゥットガルト）がスピーディなクロスに反応してカミソリのような鋭い切れ味のシュートを叩き込み、日本が1点を先制する。その直前、オーストラリアのゴールに迫る選手を見ながら山里が「ここで1点先制すれば、これ以上ない（ハーフタイムに登場する予定の）菅田将暉さんへのパスになるよね」とつぶやいており、まさにその言葉が現実になるという奇跡的な展開。ちなみにバンビーノ藤田は繰り返し「浅野選手は大家族」と観客にレクチャー。

前半41分に相手のすきを突くかのような浅野選手のゴールが決まり会場は大盛り上がり

ハーフタイム、菅田将暉が登場

会場へ現われた菅田将暉

　ゴールから数分後、相手の攻撃をしのぎ、1-0でリードしたままの日本。ハーフタイムになり、興奮さめやらぬ観客の前へ、ついに菅田将暉が登場。大阪出身の菅田はガンバ大阪所属の井手口選手に注目しているという。ハーフタイムが終わり、後半が始まったあとも、観客の中には菅田の一挙手一投足に魅了される様子の人もいたが、試合が進むにつれ、つばぜり合いが続く展開に目を奪われ、再び試合へ熱中。菅田自身も「僕のことはいいので、日本を（応援しよう）」と自身もじっくりと観戦する。

自身が出演するauのCMもあらためて紹介

コーナーキックの場面になると4人揃って「コーナー！」と手を上げてアピール

　後半は、日本が押される場面が続いたが、試合終盤、菅田注目の井手口選手が追加点を入れ、試合の流れを決めれば、会場は全員総立ち。ニコファーレの壁面も、全て三太郎のデフォルメキャラで埋め尽くされた。試合後には、菅田将暉のサイン入りボールが抽選でプレゼントされるなど、auならではのパブリックビューイング体験は、大きな興奮のもとに終了を迎えた。

押されていたところで追加点

4人が興奮しつつハイタッチ

試合終了、満足げに勝利を祝う一同

KDDIの矢野氏

　イベント後、KDDIの矢野絹子宣伝部長は「auならではの体験を提供したかった。（試合も勝利に終わり）本当に良かった」と振り返る。サッカーの試合という、その結果が誰にもわからないコンテンツを中心にしつつ、いかに来場者の満足度を高めるか苦心したのだという。今回は菅田や山里らが発したコメントが、いくつも試合展開と連動する結果となって、イベント自体に手応えを感じた様子だった。