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ワイヤレス転送の「Miracast」が4K映像に対応

 Wi-Fi Allianceは、無線で動画を転送する規格「Miracast」の認証プログラムに、新たに「4Kコンテンツ」を再生する仕様の認証を追加した。

 Miracastは、スマートフォンとテレビなど、2台のWi-Fiデバイスの間で使えるワイヤレス動画転送技術。Windows 8.1以降のWindows OSやAndroid 4.2以降がサポートしており、スマートフォン、PC、テレビ、カーナビなどで幅広く普及している。

 これまではフルHDの映像をサポートしていたが、今回の仕様追加によって、高解像度な4K映像をワイヤレスで転送できるようになる。コピーガードもサポートし、オンライン配信サービスやBlu-rayディスクなどで使用されてるコピープロテクトがかけられた映像の転送も可能としている。

 「Miracast」のロゴデザインなどは今までと変わらず、4K対応かどうかは機器のスペックシートなどで判別する形になる。