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「メルカリ」Web版で個人情報流出、5万4180人に影響

 メルカリは、フリーマーケットアプリ「メルカリ」のWeb版で、一部のユーザーの個人情報が他のユーザーから見える状態になっていたことを明らかにした。現在は解消済という。iOSとAndroid向けアプリでは影響はなかった。

 同社では22日朝にWeb版「メルカリ」で、パフォーマンスを改善するためキャッシュサーバーの切り替えを実施。この段階で、一部ユーザーの個人情報が、他のユーザーから閲覧できる状態になっていた。作業から5時間後、カスタマーサポートに「マイページをクリックしたら他人のアカウントが表示された」との知らせがあり、22日15時5分にキャッシュサーバーへの切り替えを中止して、それまでの設定に変更。さらに15時16分にメンテナンスモードに切り替えた。15時38分にはキャッシュサーバーへのアクセスを遮断して不具合が起こらないようにした。

 個人情報を閲覧された可能性のあるユーザーは、障害が発生していた時間帯にWeb版へアクセスしたユーザー5万4180人。利用の履歴などのほか、名前や住所、電話番号、銀行口座、クレジットカードの下4桁と有効期限を登録していれば、そうした情報も閲覧できるようになっていた。対象ユーザーには個別にメルカリから連絡があるとのこと。