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ヤフーがソフトバンク子会社のSBドライブに出資、自動運転分野へ参入

 ヤフーは、ソフトバンク子会社のSBドライブに出資し、自動運転分野へ参入すると発表した。出資額は約4.9億円で、SBドライブの株式48.6%を保有する。

 SBドライブは、2016年4月に設立されたソフトバンクの子会社。自動運転技術を用いたサービスの事業化を目指しており、路線バス型の地域公共交通、大型トラックの隊列走行など、実証実験などに取り組んでいる。既に北九州市など4市町村と連携する協定を締結しており、2018年度後半には、公道での完全自動走行の実証実験を行う計画。

 3月17日付けで、SBドライブが第三者割当増資を実施し、ヤフーが新たに出資。あわせてソフトバンクが追加出資を行った。ヤフーでは、SBドライブへの出資を通じて、Yahoo!地図などとの連携や、自動運転車やユーザーからのビッグデータを自社サービスに活用することなどを通じて、地域・移動に関する課題を解決する「UPDATE MOBILITY」の実現を目指す。