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「自撮り棒はもう古い」ドローン自撮りカメラ「AirSelfie」が日本上陸

税込3万1598円、5月発売

 AirSelfieは、スマートフォンと操作できるカメラ付きドローン「AirSelfie(エアセルフィー)」を5月に発売する。同社直販サイトにて23日より開始した購入予約では、充電機能付きのスマートフォンケースとのセットで3万1598円(税込、以下同)で提供。充電専用ケースとのセットは3万2818円となっている。

 「AirSelfie」は、4つのプロペラと500万画素カメラを搭載したカード型のドローン。「空中からセルフィー(自分撮り)を撮影する」というコンセプトがその名の由来となっている。スマートフォンから操作でき、最大20mの垂直飛行が可能。

 充電は専用ケースから行う。iPhone 6/6s/7とGalaxy S7 edge向けに、スマートフォンケース一体型の充電ケースが用意されており、スマートフォンの背面から取り出してすぐ使えるという取り回しのしやすさも特徴だ。

 起動をアプリから行い、放り投げると自動でホバリングする。スマートフォンの画面のシャッターボタンを押して撮影し、スマートフォン内に写真が転送される。回収するときは手のひらを差し出すと、自動で着陸する。

【「AirSelfie」実演 (1分30秒)】

 スマートフォンとは2.4GHz帯のWi-Fiで接続し、iOS/Androidアプリから操作する。カメラは500万画素で、1080p/30fpsのビデオ録画が可能。記録媒体は内蔵のmicroSDで4GB。本体はアルマイトアルミ製。大きさは約67.4×94.5×10.6mmで、重さは約61g。

 バッテリーは260mAhで、約3分間の連続飛行が可能。iPhone/Galaxy向けの一体型充電ケースは容量1600mAh。充電専用ケース「パワーバンク」の容量は1万2600mAhで、AirSelfieへ最大16回の給電が可能。

「もはや古くなった自撮り棒に取って代わる」

エドアルド・ストロッピアーナ氏

 「AirSelfie」の発案者はエドアルド・ストロッピアーナ氏(AirSelfie社 共同創業者)。同氏は“自分撮りの進化”というスライドにあわせ、「もはや古くなった“自撮り棒”に取って代わるものがAirSelfie」と紹介。

 「高機能なドローンとは違い、いつでも写真が撮れる日常生活に適した製品だ」とした。同氏によるとAirSelfieは日本のドローン規制法令の対象外となるという。