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IoT水耕栽培機「foop」に新ラインナップを追加、アプリとファームウェア更新で機能追加も

 アドトロンテクノロジーは、スマートフォンと連動するIoT水耕栽培機「foop」の新ラインナップとして、「foop Lite」「foop Pro」「foop Premium」の3製品を発表した。

「foop Lite」、「foop Premium」、「foop Pro」が新登場

 「foop Lite」はLED照明やファンの強弱調整などの「foop」の基本機能に対応するモデル。既存モデルの「foop」よりも安価な価格に設定され、価格は3万8500円(税別、以下同)。3月21日12時より発売される。なお、発売記念キャンペーンとして100台限定で3万2800円で販売が行われるほか、6カ月分の種子セットが無料提供される。

「foop Lite」

 「foop Premium」は側面パネルに日本の伝統工芸(漆、 西陣織、 鹿革)を採用したモデルで、側面パネルはすべて職人によるハンドメイド。発売開始は2017年夏に予定されており、販売価格は明らかにされていない。

「foop Pro」

 「foop Pro」は研究機関・企業向けのハイエンドモデルと位置づけられているモデル。クラウドサービスAPIの提供や、ユーザにより全ての設定がコントロール可能、カメラ機能を搭載し自動的に成長記録動画を作成するなど高機能。2017年秋より予約受付が開始される予定。

「foop Premium」

専用スマートフォンアプリおよび本体ファームウェア更新で機能追加

 専用スマートフォンアプリおよび本体ファームウェアの無償アップデートにより複数の機能が追加される。

サンライズ・サンセット機能
気温・天気レポート
レシピアドバイス機能
お客様サポート機能
foop専用カメラフレームアプリ
foop間コラボレーション機能

 サンライズ・サンセット機能は、朝と夜の時間に合わせて「foop」本体の専用LEDライトの明るさを自動制御し、ゆっくりと点灯・消灯することでより自然な環境に近づける。

 気温・天気レポート機能は、野菜栽培の環境条件の中で重要な天気、外気温、室温などがfoopより配信される。

 レシピアドバイス機能は、スマートフォンの位置情報を取得し、地域や既設に応じた栽培のアドバイスが得られる。レシピアドバイス機能については後日提供が予定されている。

 お客様サポート機能は、チャット形式で栽培が成功するようサポートしてくれる。画像データなどの分析により、個別アドバイスが本体アイコン、メールなどで通知される。

 foop専用カメラフレームアプリは、カメラに表示されたフレームに合わせて撮影すると、バランス良く撮影ができるようになる。写真には栽培日数、撮影日が記録される。

 foop間コラボレーション機能では、異なるfoop同士の栽培データを取得することで栽培レシピを継続的に改良される。