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スマホが恋敵に?~マカフィーが恋愛とデバイス利用の調査

 インテル セキュリティ(マカフィー)は、「インターネットにまつわる行動が現実世界の恋愛にどのような影響を与えるか」をテーマに、世界14カ国の恋人・配偶者がいる成人1万3000人を対象として調査した結果を発表した。

恋人と向き合っている時間とネットを見ている時間はほぼ同じ

 14カ国全体の調査結果では、自宅にてオンラインで活動している時間と、家族や恋人と対面している時間はそれぞれ38%で、ほぼ同じという結果に。

 日本でも同様の傾向で、恋人の時間をスマートフォンに時間を奪われた結果、「恋人は、自分よりデバイスを大事にしている」と45%の回答者が回答している。

デートでスマホ利用、アリ?

 14カ国の回答者の約33%が、「初デートで相手のデバイス利用が気になった」と答えている。友人、恋人、家族が目の前でデバイスを使ったことで喧嘩になったことがあるという回答者も45%いた。

 一方、日本では喧嘩につながったという回答は25%にとどまり、14カ国の中ではカナダ(21%)に次いで低かった。スマートフォン利用に寛容な国と言えそう。

“カップル共有アカウント”日本は6%、仕事用デバイスを恋人と共有している人も

 喧嘩の原因になる以上のトラブルを起こしてしまう危険性があるのが、パスワードの共有だ。14カ国の全体では30%が、SNSのアカウントを恋人と共有していると回答した。

 日本でもTwitterなどで「カップル共有アカウント」が話題になったが、恋人とSNSアカウントを共有してえると答えた日本の回答者は6%にとどまった。

 また、14カ国では、仕事用のデバイスやアカウントを恋人と共有していると答えた回答者が20%以上におよんだ。一方、日本では共有しているという回答は4%にとどまった。

 マカフィーはまとめとして、家の中のネットワークのセキュリティを確保したり、強力なパスワードを利用することで、より安全にインターネットを利用できるように提案。その上で、「ときどきインターネット接続を切って、実生活の上で大切な友人や家族と過ごすことも大事」とコメントしている。