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スマホアプリで焙煎を調整、パナソニックの自宅焙煎サービス「The Roast」

 パナソニックは、珈琲豆を自宅で焙煎できるサービス「The Roast(ザ・ロースト)」を4月上旬より提供する。1月19日からは事前予約受付をスタートした。焙煎の度合いをスマートフォンアプリでダウンロードし、知識や技術がなくとも焙煎したてのコーヒーを楽しめる。

 「ザ・ロースト」は、Bluetooth対応の自宅用コーヒー焙煎機(10万円、税抜/以下同)と1年間(12回)送付される生豆パック(200g)がセットになったサービス。毎月送られてくる生豆を、自宅に設置した焙煎機でロースト(焙煎)して、質の高いコーヒーを楽しめる。

 焙煎する際には、専用のスマートフォンアプリで“焙煎プロファイル”と呼ばれるデータをダウンロード。Bluetooth経由で焙煎機に転送すれば、そのデータにあわせて生豆を焙煎してくれる。焙煎プロファイルは、2013年の焙煎世界大会チャンピオンという後藤直紀氏が豆ごとに2~3パターンを作成。特別な技術、知識を持たずとも、年間で最大100パターンの異なる味や香りを楽しめる。

 焙煎機の開発では、英国のスタートアップであるIKAWA社と技術提携。生豆の選定では、コーヒー輸入を手がける石光商事を協力している。