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洗えるスマホ第2弾、ボディソープでも洗える「rafre」
2017年1月11日 12:02
京セラ製の「rafre(ラフレ)」(KYV40)は、防水性能を強化した“洗えるスマートフォン”。auの2017年春モデルとして、3月上旬以降に発売される。価格は4万3200円(税込、以下同)。毎月割は900円×24回(総額2万1600円)で、実質負担額は2万1600円となる。
2015年12月に発売されたハンドソープで洗えるスマートフォン「DIGNO rafre」の後継機。引き続き、20~40代の“ママ世代”の女性をメインターゲットとしている。ターゲット層を明確にするため、機種名から「DIGNO」ブランドが外された。
「お風呂で使えるスマートフォン」とアピールし、泡ハンドソープだけでなく、泡ボディソープで本体を洗えるようになった。43度までの温水防水を備え、濡れた手での操作も可能。なお、温水への水没はサポート対象外。
また、「クックビュー」という、ジェスチャー機能を搭載する。前面に赤外線センサーを備え、かざした手の動きにあわせて、画面に直接、手を触れることなく操作できる。
クックビューのジェスチャー機能は、調理中の利用を想定しており、Chromeでレシピサイトなどの画面をスクロールしたり、タイマーを設定したりできる。着信時には、ハンズフリー応答にも利用可能。
本体に同梱される「クックビュー」の利用ガイドは折り紙になっており、折りたたむと「rafre」を立てかけられるスタンドとして利用できる。
時計アプリには「天気予報アラーム」を新搭載。アラームが鳴ったときに、その日の天気予報を読み上げる。支度に時間がかかる雨の日には指定した時間より早めにアラームを鳴らす「早起き機能」も備える。降水確率が50%以上の場合に動作し、設定により15分~60分早めることができる。
このほか、ブルーライトカット機能を搭載する。
筐体は「DIGNO rafre」よりも丸みを帯びた形状で、パステルカラーの3色をラインナップする。microUSB端子やイヤホンジャック、microSDスロット、SIMカードスロットはキャップ付き防水となっている。右下部にストラップホールを備える。
au +1 collectionでは、洗えるブックタイプケースなど、「rafre」専用アクセサリーを発売する。
主な仕様
ディスプレイは5インチで、解像度はHD。メインカメラは約1300万画素で、インカメラは約500万画素。OSはAndroid 7.0。
メモリは2GB。ストレージは16GBで、200GBまでのmicroSDXCをサポートする。
4G LTEとWiMAX 2+に対応し、最大通信速度は下り150Mbps(理論値)。防水防塵と耐衝撃性能を備える。
Bluetooth 4.2をサポートし、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。ワンセグ、おサイフケータイを搭載する。NFCは非搭載。
バッテリー容量は3000mAh(暫定値)。大きさは約71×142×10.4mm(暫定値)で、重さは約158g(暫定値)。カラーはペールピンク、クリアホワイト、ライトブルーの3色。