東陽テクニカ、IoT向け無線規格「LoRa」の公式試験ラボに

　東陽テクニカとAT4 wirelessは、両社の共同運営する施設が日本で初めて、LoRa Allianceの公式認証試験ラボとして認定されたと発表した。

　LoRaは、「低電力で広いエリア」という“LPWA（Low Power, Wide Area）”と呼ばれる無線通信技術のひとつ。IoT向け規格としての普及が期待されている。今回、両社の「東陽テクニカ/AT4 wireless 日本ラボ」が、LoRaを推進する団体の公式ラボとなったことで、IoT向け製品を開発する際にLoRaの認証テストを日本でも受けられるようになった。

　スペインに拠点を置くAT4 wirelessは、LoRa公式ラボを欧州と北米においてすでに運営している。独自開発した試験ツールもLoRa Allianceの公式試験ツールとして認定されており、東陽テクニカでは質の高いサービスを提供する、としている。