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ドコモ「すきじかん」2017年6月で終了

“そば打ち”など体験サービスをカタログで販売する月額制サービス

 NTTドコモは、体験型サービスをカタログから選んで申し込める月額制のサービス「すきじかん」を2017年6月30日で終了する。

 2016年12月12日には新規の申し込み受付を終了し、2017年1月上旬で「すきじかんマガジン」の配送とチケットの発行を終了する。1月上旬に届けるチケットの有効期限である2017年6月30日をもってサービスが終了する。

 「dリビング」の月額制の会員向けには、2016年12月22日から、「すきじかん」と同等の体験ができる、ソウ・エクスペリエンスが提供する体験カタログが優待価格で提供される。

「すきじかん」とは

 「すきじかん」は2015年10月に関東・甲信越から提供が開始されたサービスで、毎月届くカタログから体験型サービスを申し込めるというもの。「人生で一度はしたい体験」をテーマに、陶芸、そば打ち、乗馬など約300のコースが用意されている。利用料はチケット1枚が月額6000円(税抜)、2枚が月額1万1000円。

 2015年9月30日に開催されたドコモの発表会では、加藤社長(当時)がプレゼンテーションで実際に体験したそば打ちの模様を熱く語るなどしていたが、「現在の事業環境に鑑み、経営資源を集中する」としてサービスを終了することになった。