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ソニーの電子ブロック「MESH」、数千円お得な新パッケージ

アプリには音楽再生、データ送信機能が追加

「アドバンスセット」(手前)と「スターターセット」(奥)

 ソニーは、手軽にプログラミングできる電子ブロック「MESH」の新パッケージを発売した。あわせて、iOS版のMESHアプリではセンサーデータを送信する機能などが追加された。

 「MESH」は、タグと呼ばれるブロックを組み合わせて、オリジナルツールを作れる製品。タグはセンサーやボタン、LED、入出力などの機能を1つ備える。

 新パッケージは、全7種類のMESHタグがセットになった「アドバンスセット」(3万7980円、税込、以下同)と、ボタン、LED、動き(加速度センサー)の3種セットの「スターターセット」(1万4980円)を用意する。単品購入より低価格になっており、「アドバンスセット」は7880円、「スターターセット」は2980円安くなっている。カラフルなタグを引き立てるパッケージデザインで、プレゼントにも適している。

MESHアプリ

新機能「音楽再生」と「データ送信」

 MESHアプリでは、iOS版に2つの新機能が追加された。Android版にも年内に提供される。

 音楽再生機能は、スマートフォンの中の音楽を再生する機能。明るさセンサーと組み合わせて、自宅の照明をつけたらBGMを自動で再生する仕組みを作るといったように、センサーと音楽を組み合わせた仕掛けを作れる。

 データ送信機能では、MESHタグのセンサーから取得したデータを、メールで送信したり、Googleスプレッドシート、Evernoteなどに記録したりできる。例えば、温度・湿度タグと組み合わせて、観葉植物が乾燥していたらスマートフォンに通知出すといった仕組みを作れる。

音楽再生
データ送信