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実効スループット1428Mbpsの家庭用Wi-Fiルーター「Aterm WG2600HP2」
2016年10月3日 12:17
NECプラットフォームズは、家庭用のWi-Fiルーターの新製品「Aterm WG2600HP2」を10月13日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は2万2000円前後になる見込み。
「Aterm WG2600HP2」は、NECの先端技術と独自チューニングにより、実効スループットで約1428Mbpsを実現。国内メーカー最速を謳う。前モデルと比較して、球体に近い形で全方位に電波を送信する仕組みにより、アンテナ調整不要で安定した通信ができるとする。
無線アンテナは4×4 MIMOに対応し、IEEE802.11acでは5GHz帯で最大1733Mbps、2.4GHz帯でも最大800Mbps(どちらも理論値)に対応する。ビームフォーミング、バンドステアリング、MU-MIMOなど、通信を高速・安定化させる規格をサポートしている。
MU-MIMOは複数の端末がルーターに同時にアクセスしても、ルーターが安定して高速通信が可能になる技術で、端末側の対応も必要。シャープの「AQUOS ZETA SH-01H」「AQUOS ZETA SH-03G」「AQUOS SERIE SHV32」「AQUOS Xx」、富士通の「arrows NX F-02H」「ARROWS NX F-04G」、サムスン電子の2キャリア向け「Galaxy S7 edge」でMU-MIMOの動作が確認されている。
「見えて安心ネット」を搭載しており、ルーターに接続中のWi-Fi機器を確認可能。子供が持つ機器の利用の確認や通知といった使い方もできる。「こども安心ネットタイマー」も利用可能。
LAN側インターフェイスは有線LAN端子(スイッチングハブ)が4つ。このほかUSB端子を備える。大きさは約38×130×181mmで、重さは約600g。