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Bluetooth SIG、IoTのサポートを強化した開発ツール

 Bluetoothの規格などを定める団体、Bluetooth SIGは、IoTのサポートを強化した開発者向けソフトウェア(SDK)の最新版を公開した。

 新たに公開された開発ツールは、IoTセンサーを制御する装置(ゲートウェイ)やモバイルアプリや低コストのビーコンを、従来よりも効率的かつ高性能な内容で開発できるもの。開発者向けトレーニングパッケージも用意される。

開発キット概要
Bluetooth Secure Gateway ToolkitBluetoothセンサーを遠隔制御するゲートウェイを開発するためのサンプルや初期設定、強化されたセキュリティコンポーネントを含む。Bluetoothデバイスが、スマートフォンやタブレットを中継せず、ゲートウェイに直接接続できるようになる
Bluetooth Starter Kit開発者向けトレーニングパッケージ。アプリや製品に無線接続機能を搭載するための基本的な情報が提供される。
Application Accelerator 2.1Android 6.0やiOS 9、Windows 10、Tizen、BlackBerry搭載のスマートフォン、タブレット、パソコン向けBluetoothアプリの構築を支援する。
Beacon Smart Starter Kitビーコンの開発方法を学べるキット。2016年後半に上級キットが用意される。

 開発者向けのトレーニングイベント「Blue University」も実施される予定で、日本では、9月29日に開催される。