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日本通信の個人向けMVNOサービスはU-NEXTに

 日本通信は、U-NEXTと協業することで合意した。日本通信の個人向けMVNOサービスは今後、U-NEXTが引き継ぎ、日本通信はそのサービスのMVNE(MVNO支援事業者)になる。

 具体的なサービス内容、変更については決まり次第、別途案内される。

 両社では「モバイル第4極」の形成を目指して協力していく。この背景には、MVNO市場が携帯電話全体の4%程度であり、まだ成長の余地がある一方で、MVNO事業者が500社以上存在しており、大手携帯電話会社に次ぐ存在にまで成長する必要があるという認識があるため。

 U-NEXTは、USENから分離独立し、映像コンテンツの配信などを手がける一方、MVNO事業者として業界4位(MM総研調べ、2016年3月末時点)まで成長している。7月には光通信子会社のスマートモバイルコミュニケーションズとの協業を発表しており、販売力の強化を図っている。