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5月の国内メーカー端末出荷は87万5000台、夏モデルを控え前年割れ

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2016年5月の国内メーカーの端末出荷数を公表した。

 携帯電話・PHSをあわせた出荷台数は87万5000台、前年同月比75.9%で、マイナスに転じた。このうちスマートフォンは34万3000台、前年同月比64.3%で、夏モデルを控えてこちらもマイナスに転じた。国内メーカーにおいて出荷数にスマートフォンが占める割合は39.2%で、2月以降は半数を割っている。

 出荷数を携帯電話とPHSに分けると、携帯電話は前年同月比76.6%の86万7000台、PHSは前年同月比38.8%の9000台だった。

 JEITAとCIAJの調査の対象になっている携帯電話のメーカーは、NECモバイルコミュニケーションズ、京セラ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、富士通など9社。Appleやサムスン電子など海外メーカーは含まれていない。