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スマホ向け広告費が伸長、縮小するPC向けと逆転
2016年7月5日 18:05
D2Cは、サイバー・コミュニケーションズと協力し、2015年(1~12月)のインターネット広告の市場規模を推計し、調査結果を明らかにした。
2015年のインターネット広告費は9194億円で、そのうちスマートフォン向け広告費が4979億円(54%)、PC向け向け広告費が4215億円(46%)となった。スマートフォン向け広告費が伸長、PC向け広告費が縮小する傾向が続いており、2015年はスマートフォン向けがPC向けを逆転した形。2016年はスマートフォン向けが5516億円(57%)、PC向けが4159億円(43%)と、さらにスマートフォン向け広告費が伸びると予測されている。
インターネット広告の中で大きく成長している動画の広告費は、2015年は516億円で、インターネット広告全体の5.6%だった。2016年は825億円、8.5%になると予測されている。
調査ではこのほか、ソーシャル広告や成果報酬型広告といった広告種別による推移や、スマートフォン・PCのデバイス別の推移なども明らかにされている。