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IoT乾電池「MaBeee」8月発売、スマホで出力をコントロール

 リンクスインターナショナルは、スマートフォンで出力をコントロールできる乾電池「MaBeee」(マビー)を8月4日に発売する。価格は4980円(税抜)。

 「MaBeee」は、おもちゃや電動歯ブラシなど、乾電池で動く製品の動作をコントロールできる、乾電池型のIoT製品。単3形乾電池サイズの筐体に制御基板と単4形乾電池を内蔵し、一般的な単3形乾電池に対応する機器で利用できる。

 Bluetoothでスマートフォンと接続して利用する。ノバルス社が製造する製品で、2015年11月にはクラウドファンディングサイト「Makuake」で出資を募って開発を進めていた。

 スマートフォン振ったり傾けたり、声を出したり、タイマーで停止したりと、スマートフォンの操作で電力をコントロールできる。乾電池を入れる電車や動くぬいぐるみのようなおもちゃの動きを操作したり、電動歯ブラシで一定時間使うと自動で止まったりというように利用できる。

 一般的な単3形乾電池と組み合わせて、直列接続で4本まで接続して使用できる。並列接続での利用はできない。電源の単4形乾電池は交換可能。スマートフォンとの接続はBluetooth 4.1(Bluetooth Low Energy)で、接続範囲は約10m。1台のスマートフォンに最大10台の「MaBeee」を接続して一括制御できる。重さは約5g。