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auオリジナルの「Qua Phone PX」「Qua Tab PX」7月1日発売

 KDDIと沖縄セルラーは、auのオリジナルブランド「Qua」シリーズのスマートフォン「Qua Phone PX」とタブレット端末「Qua Tab PX」を、7月1日に発売する。

 スマートフォン「Qua Phone PX」の価格は、5万1840円(税込、以下同)。月々の料金から割引される毎月割は1110円×24回(総額2万6440円)で、実質負担額は2万5200円となる。新規、機種変更、MNP転入とも同額。

「Qua Phone PX」
「Qua Tab PX」

 タブレット端末「Qua Tab PX」の価格は、3万7800円。毎月割は675円×24回(総額1万6200円)で、実質負担額は2万1600円となる。なお、「Qua Tab PX」は7日1日に開始されるキャンペーン「タブレットau購入サポート」の対象機種となっている。3年契約の基本プラン「タブレットプラン ds」に加入すると本体代から2万1600円を割引する内容で、同キャンペーンを利用することで実質負担額0円で購入できる。

 「Qua」(キュア)シリーズは、手頃な価格帯や使いやすさをコンセプトにするauのオリジナルブランド。今回の「Qua Phone PX」と「Qua Tab PX」では、LGエレクトロニクスが製造を担当する。

 外観デザインが統一されており、スマートフォンに届いた通知などをタブレットで確認できる「auシェアリンク」や、写真を自動でタブレットに同期する「au Gallery」など、ソフトウェア面でも連携機能を持つ。「auシェアリンク」の画面同期機能では、タブレット上にスマートフォンの画面を表示して操作できる。Qua Phone PXとQua Tab PXをペアリングさせると、Qua Tab PX画面上にQua Phone PXの外観が表現される。

「Qua phone PX」

 「Qua phone PX」は、5.2インチのフルHD IPS液晶ディスプレイを搭載。1610万画素のメインカメラと800万画素のフロントカメラを備え、本格的なマニュアル撮影機能を搭載する。

 防水防塵仕様で、急速充電(Quick Charge 2.0)や、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)に対応する一方、テレビ機能や赤外線通信には非対応。LTEとWiMAX 2+に対応し、下り最大150Mbps/上り最大25Mbpsの通信をサポートする。OSはAndroid 6.0。

 チップセットはMSM8937(1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)で、メモリは2GB。内蔵ストレージは16GBで200GBまでのmicroSDXCをサポート。3000mAhのバッテリーを搭載する。Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acをサポート。

 大きさは約73×148×7.5mm、重さは約127g。カラーバリエーションはホワイト、ネイビー、ピンク。詳細は発表会のレポートを参照いただきたい。

「Qua Tab PX」

 「Qua Tab PX」は、8インチでWUXGA解像度のIPS液晶ディスプレイを搭載する。右側面に任意のアプリを割り当てられる「Qボタン」が配置されている。初期設定ではブルーライトを軽減した表示に切り替える「リーダーモード」の切り替え機能が割り当てられている。一部のアプリは2つ同時に実行できる「デュアルウインドウ」機能に対応。

 防水防塵仕様で、おサイフケータイやテレビ機能、赤外線通信には非対応。チップセットはMSM8952(1.5GHz×8コア)で、メモリは2GB。内蔵ストレージは16GBで、最大200GBのmicroSDXCに対応する。OSはAndroid 6.0。

 LTE/WiMAX 2+の通信速度は下り最大150Mbps、上り最大25Mbps。Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acをサポート。大きさは約124×211×7.8mm、重さは310g。カラーバリエーションはホワイト、ネイビー、ピンク(※関連記事)。