楽天モバイルに「コミコミプラン」、通話かけ放題や端末をセットに

　楽天は、MVNOサービスの「楽天モバイル」において、通話とデータ通信、端末代金をセットにした「コミコミプラン」を7月1日から提供する。

　また、「あんしんリモートサポート」「楽天モバイル プリペイドSIM」の提供を開始するほか、楽天スーパーポイントで「楽天モバイル」の利用料を支払えるようにする。

「コミコミプラン」最新3機種が対象

　「コミコミプランS」は、2GBと「5分かけ放題オプション」、「ZTE BLADE E01」がセットで1年目が月額1880円（税抜、以下同）、2年目は月額2980円、3年目以降は月額2446円。

　「コミコミプランM」は上記の端末が「HUAWEI P9 lite」で、1年目が月額2480円、2年目は月額3480円、3年目以降は月額2230円。

　「コミコミプランL」は、4GBと「5分かけ放題オプション」、「arrows M03」がセットで1年目が月額2980円、2年目は月額3980円、3年目以降は月額2613円。

　コミコミプランの最低利用期間は2年間。中途解約時の違約金は1万2000円。

楽天スーパーポイントでの支払い

　2016年8月請求分から、楽天モバイルの利用料が楽天スーパーポイントでも支払えるようになる。対象となるのは月額の基本使用料、通話料、各種のオプション料金。「5分かけ放題オプション」のオプション料金は対象外。

　また、事務手数料やMNPなどの初期費用、端末代金（分割払いは対象外）、違約金も楽天スーパーポイントで支払える。

「あんしんリモートサポート」

　「あんしんリモートサポート」は、楽天モバイルを含めたスマートデバイスの使い方について、フリーダイヤルで相談できるサービス。専用アプリから発信でき、アプリ上でチャットも可能。リモートサポートではアドバイザーがユーザーと同じ画面を見ながら操作方法などをガイドするサポートも受けられる。

　サービスは7月下旬に開始し、月額500円。

「楽天モバイル プリペイドSIM」

　「楽天モバイル プリペイドSIM」は、訪日外国人観光客の利用などを念頭に、プリペイド式でSIMカードを提供するもの。データ通信のみで、音声通話とSMSは非対応。6月28日から販売を開始する。

　1GBは30日間の有効期限で2980円。2GBは90日間の有効期限で3980円。追加チャージは、500MB（30日間）が1500円、1GB（60日間）が2000円、2GB（90日間）が3000円。

「スマート留守電」

　「スマート留守電」はソースネクストが発表したサービスで、留守番電話に登録された音声をテキスト化して伝言メッセージとして表示できるサービス。楽天モバイルでは月額290円のオプションサービスとして提供する。楽天モバイルでの提供開始は7月下旬から。

「KKBOX」

　定額制音楽配信サービスの「KKBOX」の販売で楽天が連携。楽天モバイルのユーザーは「KKBOX」に申し込むと、楽天スーパーポイントが200ポイント付与される。販売連携の開始は7月8日で、サービスの利用料は月額907円。