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スマホに乗せるとユルーくおしゃべり、タカラトミーが「スマポン」

 タカラトミーは、スマートフォンに置いて遊ぶおもちゃ「スマポン」を7月2日に発売する。価格は1500円(税抜)。

 「スマポン」は、スマートフォンと一緒に遊べる人形型のおもちゃ。専用アプリを起動したスマートフォンのタッチパネルに置くと、光るドット絵の顔が現れる。話しかけると「だよねー」や「かーらーのー」と、返事をする。

 アプリ内でご飯を上げたり占いやじゃんけんや相性診断などの簡単なゲームができたりと、ユルいコミュニケーションが楽しめる。

 返事は2000程度のバリエーションを持つ。遊んでいるうちにキャラクターの性格が「オタク」「オヤジ」「アマエンボ」など6種類に変化して、口調が変わる。

 スマポンアプリのアップデートにより、返信がより“トレンディ”になったり、遊び方が追加されたりする。発売時には期間限定で、CMに登場するモデルの藤田ニコルの声を吹き込んだ「にこるん占い」と「めざましにこるん」が楽しめる。

 「スマポン」本体に電子機器は搭載されておらず、電源は不要。本体に光を透過するクリスタルのような素材が入っており、スマートフォンの画面で表示されたドット絵を顔として表示する仕組み。音声認識技術などは利用せず、声に反応して、ランダムに返事している。

 スマートフォンを2つ使用し、スマポン2体で会話する機能も搭載している。こちらはスマートフォン同士で通信しているわけではなく、片方のスマポンがしゃべった後に発する特殊な音に反応してもう片方のスマポンがしゃべる仕組み。

 専用アプリ「スマポン」はiOSとAndroidに対応する。カラーはピンク、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、ホワイトの6色。サイズは約44×41×44mmで、重さは約30g。

スマポンのユルい返しで「にこるん」もニッコリ

 発表会の会場ではCMに出演した「にこるん」こと、モデルの藤田ニコルが「ジャンボスマポン」とともに登場。スマポンの友達「コミュトモ」第1号に認定された。

藤田ニコル

 藤田が「スマポンがなにを言ってくるかわからないので、撮影現場も和みました」とCM撮影時のエピソードを披露する中、「ジャンボスマポン」は時折「うんうん」、「かーらーのー」「だよねー」といった相槌を入れ、笑いを誘っていた。

「スマポン」CM