【Mobile Asia Expo 2013】
NFC関連の展示がメインのサムスン電子
(2013/6/27 11:51)
GSMA主催のイベントでは1、2を争う大規模な展示を行うサムスン電子だが、「Mobile Asia Expo」では、NFCのコーナーにソリューションや「GALAXY S4」の新機能を紹介するコンパクトなブースを出展していた。
展示のメインはNFCのソリューションで、GALAXY S4をリーダーライター代わりに使うデモを行っていた。日本でもサービスが始まっている「Square」や「PayPay Here」のNFC版といったスタイルで、スマートフォンをかざしてカードの内容を読み取り、タッチパネルでサインも書けるようになっていた。説明員によると、この展示はあくまでデモで「まだ商用化はされていない」という。また、タブレットにクレジットカードの読み取り機を装着した決済端末に利用するデモも行っていた。
技術展示として紹介されていたのが、GALAXY S4で再生する「HEVC(H.265)」だ。H.265は圧縮率の高さが特徴で、ワンセグなどに利用されるH.264と同等の画質でデータ量を半分以下にできる。日本ではNTTドコモがデコーダーを提供している。
これらに加え、日本ではテレビCMにも使われているGALAXY S4の「Group Play」をアピールするコーナーも用意されていた。Group Playは、複数のGALAXY S4で同時に音楽を再生する機能のこと。アプリから、端末のひも付けも簡単に行える。