【CTIA WIRELESS 2010】
モトローラ、Push-to-Talk対応で耐衝撃の「Motorola i1」を発表
絶えずテレビクルーなど取材陣の姿が見受けられたモトローラブース |
モトローラは23日、Android 1.5搭載のSprint Nextel向けスマートフォン「Motorola i1(アイワン)」を発表した。今夏発売予定。
「Motorola i1」は、全面タッチパネルのストレート型スマートフォン。Sprint Nextel向け端末として開発され、Push-to-Talk(携帯電話でトランシーバーのように通話できるサービス)に対応する。通信方式としてはiDEN対応となる。モトローラでは「Android端末として、世界初のPush-to-Talk対応機種」としている。またMIL-STD-810F準拠の耐衝撃・耐塵・耐振・耐湿・耐塩害などをサポートする。
3.1インチ、320×480の26万色表示のTFT液晶ディスプレイや500万画素カメラ、microSDHCカードスロット(最大32GB対応)を装備し、無線LAN、Bluetoothなども利用できる。大きさは58×118×12.8mm、重さは131g。ユーザーインターフェイスは、標準的なAndroidのもので、操作感もまずまずの印象を受けた。
Motorola i1 | 側面 |
背面 | ユーザーインターフェイスはAndroid標準 |
メインメニュー | タッチパネル下部にホームボタンや方向決定キーが用意されている。 |
CTIA WIRELESSの同社ブースでは、「i1」のほか、Androidを搭載した「DROID」などを実機で展示しており、実際に操作できるようになっていた。またLTE関連の機器も展示されている。ブースの規模自体は、2~3年前と比べ、半分程度のサイズになっていたが、地元企業とあって、次々と取材陣が訪れ、活況を呈していた。
昨年9月発表のAndroid端末「CLIQ」 | Android 2.0搭載の「DROID」 |
Android端末の「CLIQ XT」 | 2月発表のAndroid 1.6端末「DEVOUR」 |
LTE関連機器も展示されている |
(関口 聖)
2010/3/24/ 14:46