【2014 INTERNATIONAL CES】
サムスン電子は「GALAXY Tab PRO」「GALAXY Note PRO」などを出展
(2014/1/9 16:28)
サムスン電子のブースには、モバイル関連製品として、6日(現地時間)に発表された「GALAXY Tab PRO」や「GALAXY Note PRO」が展示されていた。
PROシリーズは、いずれもWQXGA(2560×1600ドット)の解像度を備えたタブレットで、雑誌風の「Magazine UX」を備えているのが特徴。ディスプレイのサイズはGALAXY Tab PROが8.4インチ、10.1インチ、12.2インチの3種類、GALAXY Note PROが12.2インチとなる。GALAXY Tab PROはタッチ操作のみのタブレット、GALAXY Note PROはSペンによる手書きに対応しているのが両者の違いだ。また、Tab、Noteともに、12.2インチ版のみ最大4つのアプリを同時に表示することが可能なマルチウィンドウに対応する。いずれの端末も、OSには最新のAndroid 4.4を採用している。
GALAXY Tab PRO 8.4は、スマートフォンと同様、縦持ちを前提にしたデザインで、縦に持ったときホームボタンが下部に置かれる形となる。8.4インチのWQXGAディスプレイを搭載し、7.2mmと薄型なのも特徴だ。背面には8メガピクセルのカメラを搭載し、バッテリー容量は8200mAh。Wi-Fi版に加え、LTE版も用意する。
GALAXY Tab PRO 10.1は、10インチ、WQXGAのディスプレイを搭載し、厚さは7.3mm。8.4インチ版とは異なり、横表示が前提のデザインになっているが、画面サイズ以外のスペックはほぼ同じだ。バッテリーは8220mAhで、Wi-Fi版に加え、LTE版も存在する。
12.2インチには、GALAXY Tab PROとGALAXY Note PROの2種類のタブレットをラインナップした。GALAXY Tab PROは、9500mAhのバッテリーを搭載し、Wi-Fi版とLTE版を用意。タッチでの操作が基本となる。GALAXY Note PROも、ディスプレイやバッテリーの容量は同じだ。両者の違いはSペンの有無にあり、GALAXY Note PROは側面にSペンを収納するスペースがある。また、GALAXY Note PROのみ、メモリ(RAM)が3GBとなっている。
日本で発売中の「GALAXY Note 3」と同様、画面に近づけてSペンのボタンを押すと「エアコマンド」が現れ、Sペンを利用する機能を簡単に呼び出せる。ペンで切り取った範囲にミニアプリを表示する「ペンウィンドウ」や、手書きメモの文字を認識して地図やブラウザを呼び出す「アクションメモ」も搭載する。
2機種とも、他のPROシリーズとは異なり、マルチウィンドウは最大4つまでのアプリを表示できる。GALAXY Note PROの場合、このマルチウィンドウに重ねる形で、ペンウィンドウで表示したミニアプリまで表示できる。