【CEATEC JAPAN 2010】
触って遊べる3D、ドコモが触覚を交えた3D表現の体験ブース


 ドコモブースでは、体験型の3D関連の技術展示などが実施されている。

 「触って遊べる3D」として参考出展されたのは、立体映像と触覚を組み合わせた技術の展示。実用化は未定だが、3Dを使ったゲームなどを想定して研究開発を行っているという。

 多視点裸眼対応の3Dディスプレイには2つのカメラが搭載されており、画面の前に専用ペンを向けるとカメラがペン先の位置を認識する。認識が終わると画面上のカメレオンはゆっくりと動き出し、虫を捕獲する要領でペン先めがけて長い舌を素早く伸ばす。その瞬間、ディスプレイ下部に仕込まれたコイルがN極の磁力を出し、ペン先に仕込まれたN極の磁石が反発してビクッと動く。

 3D関連では、8視点裸眼ディスプレイや、通常のディスプレイでも3D表示が楽しめる技術などが紹介されていた。


 



(津田 啓夢)

2010/10/6/ 16:37