トレンドマイクロ、アプリ管理機能強化のセキュリティ対策ソフト

　トレンドマイクロは、法人向けのモバイル端末向けセキュリティ対策ソフトとして、アプリ管理機能を強化した最新版「Trend Micro Mobile Security 8.0」の提供を開始した。受注開始は6月27日、出荷開始は29日から。

　今回提供が開始された「Trend Micro Mobile Security 8.0」は、企業のサーバーに管理ソフトをインストールし、従業員が持つスマートフォンやタブレットと組み合わせて、セキュリティ対策を提供するもの。従来から提供されている紛失・盗難時の端末上のデータ消去や、GPSによる位置検索を利用可能。

　加えて新バージョンでは、モバイル端末にインストールされるアプリの管理機能が強化される。アプリ名やバージョン情報を一覧で管理できるほか、業務上必要のないアプリの利用を制限するアプリケーションコントロール機能を搭載。Androidではパーミッションの種類を指定してアプリの利用可否も設定できる。

　対象となるモバイル端末は、Android、Windows Mobile 5.0～。参考価格は、「Trend Micro Mobile Security スタンダード」の場合、250～499アカウントで、1年間の更新ファイルの提供などを含め1アカウントあたり3266円～。デバイス管理などが充実した「Trend Micro Mobile Security アドバンス」の場合、1アカウントあたり6531円～。